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都心部とその周辺部の賃料
千代田、中央、港、(海岸部は除く)或いはその隣接地の新宿、渋谷、台東、ま
た世田谷、目黒、杉並といった地域は、商業、住宅地区でもあり、元々倉庫に
は不向きで賃貸倉庫は少ない地域です。使いかってにも問題がある場合が多いに
もかかわらず、希少価値として賃料は相対的に高くなっています。
湾岸地域
大田区から江戸川区にかけての湾岸地域について。この地域は首都圏の一大物流拠点でもあり、大型倉庫が集中しています。しか
も多くが立体倉庫、営業用倉庫、或いは工場を倉庫転用したものです。
輸出入基地としての港湾地が我中心で、単純な賃貸倉庫は比較的少ない地域でもあります。営業用倉庫の空き坪状況が賃料に反映しやすい場所であり、貸し主の賃貸条件
提示の高低差、変化の激しい地域でもあります。
特に江東区を中心に、近年「ファンド型倉庫」が増え、旧来の倉庫との競争は熾烈です。倉庫需要は多い地域ですが、景気低迷が需給バランスを崩す可能性を秘める地域と言えそうです。
中央〜港区を中心に遠くなる
ほど賃料的には安くなっています。
都内・板橋〜葛飾地域
中小の工業地帯と住宅地、商業地の混在した地域で、中小規模の賃貸倉庫の多
い地域です。
地域の配送基地としての需要が中心ですが、賃料的に高いと判断
されれば隣接した他県へ需要が移りやすいという面があり、比較的高めの賃料
になる都内立地ではあるものの、周辺部賃料に影響されやすい地域といえそうです。
三多摩地域・23区隣接地
甲州街道、青梅街道に沿った地域が中心となりますが、住宅地との混在型が多く、中小規模の倉庫が多い地区でもあります。
都心に向けての配送拠点と地域
内配送基地との両面からの需要があり、賃料的には都心に近いほど高くなり、
特に23区隣接地は世田谷、杉並区的な地域特性をも併せ持っているといえそう
です。
16号沿線地域にも「ファンド型」倉庫が進出し、今後の需給状況が注目されます。
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